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錯覚
こんにちは。高島礼子です。
”消えるトランプ”いかがでしたか?
お約束通り、メールを頂いた方で、正解された方のニックネームをご紹介します。
- CARD SHARP さん
- monaco さん
- mitsuhiRo さん
- 笑人 さん
でした。どうもありがとうございました。
たぶん、このほかにも沢山の方がお気づきになっていたと思いますが、”な〜んだ、そうか。つまらない。”と、
気にもとめなかった事なのかもしれません。
私が、この”消えるトランプ”をこのコーナーで取り上げたのは、この”消えるトランプ”のトリックが、微妙な心理的な
錯覚を巧みに利用しているからなのです。
思い出してください。前回最初のページで、”Java は使える設定になっていますか?”と質問していたと思います。
このときにピンと来る人は、”はは〜ん。JavaScript を使った子供だましだな”と思ったかもしれません。
実際、JavaScript を使って、マウスをあわせたカードを変化させる事は簡単に出来ます。下の、”JavaScript で変わる
トランプカード”をクリックしてみてください。
JavaScript で変わるトランプカード
いかがでしたか。でも、前回、その次のページの実際のトランプの画面では、JavaScript はいっさい使っていません。
前回の”消えるトランプ”は、心理的な錯覚を利用したものでした。”JavaScript を使っているな、、”と思わせておいて、
トランプの次の画面でわざとトランプ以外の画面を表示させて、残りの5枚のカードの記憶をあいまいにさせています。
残りの5枚のカードの記憶は薄れますが、消そうと思ったカードの記憶は、地球儀を見ている時に、逆に鮮明になってきます。
例えば、スペードのキングを消そうと思った人は、地球儀をみている間に、左のハートのキングの記憶が薄れてきます。
残った記憶は、”ハート”又は、”赤の絵札”位にしか記憶が残っていません。でも、逆にスペードのキングの記憶は、
”覚えておこう”と思っているので、逆に強くなっていきます。
そして、次のトランプカードの画面で、見事にスペードのキングがなくなっています。でも、残りのカードは記憶が定かでは
ないので、あたかもスペードのキングだけが消えたような錯覚に陥ってしまいます。
実は、最初の6枚のカードと、次の5枚のカードは、すべて違ったカードです。ですから、最初の画面で、どのカードを
消そうと思っても、次の5枚のカードの中にそれらのカードは最初から入っていませんので、消えたように感じてしまいます。
前回の”消えるトランプ”のからくりをたった一回で見抜いた人は少ないと思います。ほとんどの方は、ブラウザの”戻る”
ボタンで、一番最初からやりなおしたのではないかと思います。これを2、3回繰り返して、初めて、”あっ、最初の6枚と次の
5枚はカードの種類が違う”と、からくりがわかったのではないかと思います。
でも、最後の5枚のカードのページに、”最初からもう一度”というボタンがあったら、そのボタンをクリックしているでしょう?
そして、最初の6枚の画面と全く同じデザインの、全く違うページにリンクでとばされたら、、、。そして、”次ページ”を
クリックしたときに、悪意の .exe を実行させられたら、、、、。
いつもは十分に注意していても、ゲームのような一瞬気がゆるむ瞬間を狙って、巧みな心理作戦で悪意の .exe をクリック
させようと、悪魔のクラッカー達が待ち受けています。十分に注意してください、、、、。
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